奥久慈なす [常陸大宮市]

  • 青果

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一年を通じてブレない品質
汎用性の高い優等生なす

◎身のしまりが良く皮が柔らか
◎V字仕立てで傷のないきれいな形
◎安定した品質を周年供給


緑の葉っぱの合間でつやつやと光る奥久慈なす。すんなりとしたきれいな形で、日の光をピカッとはねかえしている。

昭和60年代から斜陽化していった葉たばこの裏作で始まった栽培だが、この地域の寒暖差のある気候がしまりの良い実に育ててくれるおかげで、東京市場では他の生産地のものより高単価で扱われる人気の商品に。東京、神奈川、千葉など首都圏周辺に流通しており、昨年度は県北部の奥久慈なす生産地区の総売上が1億円を突破した。

主な栽培品種は千両2号。この地域だからこそ、品種の特長がより良く引き出され、奥久慈なすの名が付けられている。皮が柔らかく、漬け物にしても味が染みやすい。実がしまっているので食感が良く、アクが少なく食べやすい。そのうえ整った形で見た目のきれいななすを、大きさを揃えて出荷している。煮る、焼く、炒める、揚げる、あらゆる調理法に向いており、和洋中すべてのキッチンの万能選手として欠かせない存在となっている。

奥久慈なす大宮地区の部会員は現在73名。その全員が土づくりや減農薬栽培に取り組む生産者、エコファーマーに認証されている。他の区域の奥久慈なす生産者とも合同で年に数回の研修会等を開き、栽培方法や意思の統一を図り、奥久慈なすブランドとしての均質な生産を心がけている。栽培は、露地、加温ハウス、無加温ハウスの3本柱で進めてきた。安定した周年出荷に対して市場からの信頼も厚く、着実に、固定客が増えている。今後は、生産者を増やし、作付け面積を広げていくことが課題だ。

ここ大宮地区では露地栽培の支柱はV字仕立てにする方法で統一している。夏場ぐんぐん伸長する枝葉をV字に仕立てた支柱に沿わせることで、中の方にもまんべんなく光が当たり、枝に対して実が斜めにぶら下がるので擦れによる傷などがつきにくくなる。

この路地ものの出荷時期が6月から10月いっぱい。それに加えて無加温ハウスが4月中旬から11月末まで採れ、加温ハウスが9月後半から翌年6月末までをカバー。1年365日切らすことなく、いつ食べても同じ食味の均質ななすを出荷する体制ができている。

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JA常陸

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■JA常陸 大宮地区なす部会
部会長 梶山肇司さん

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